製品仕様


製品エディション

図化名人には、航空写真版の「図化名人GE2」と衛星画像版の「図化名人SA2」の2つのエディションがあります。

  • 図化名人GE2(航空写真版)
  • 図化名人SA2(衛星画像版)

アプリケーション構成

図化名人は写真測量の工程ごとに独立した複数のアプリケーションで構成される製品です。

  • プロジェクト管理
  • 標定解析
  • 自動DEM抽出
  • 数値図化編集
  • オルソフォト作成
  • オルソモザイク

※図化名人SA2は、標定解析にプロジェクト管理と自動DEM抽出の機能が統合されています。


図化名人GE2/SA2の動作環境は以下の通りです。

OSWindows10、11
(64bit版を推奨※)
CPUIntel Core 2Duoプロセッサ 2.4GHz以上
メモリ4GB以上
(8GB以上を推奨)
ストレージ120GB以上
(作業領域として常に40GB以上の空き容量が必要)
GPU立体観測装置の表示方式等により要件が異なります。
詳しくは、図化名人販売窓口にお問い合わせください。
ディスプレイ
(共通)
17インチ以上
解像度SXGA(1280×1024)以上
3Dディスプレイ
(立体観測装置)
以下の表示方式に対応した3Dディスプレイ
・2画面立体観測方式
 出力ポートが3つ必要(メインディスプレイを含む)
・インターレース方式
・フレームシーケンシャル方式
 OpenGLに対応グラフィックカードが必要
その他ライセンス・キーの接続用にUSBポートが必要
※64ビット版OSでは、32ビットアプリケーションとして動作します。

図化名人でステレオモデルの三次元計測を行うためには、3Dディスプレイ(立体観測装置)が必要です。図化名人は、表示方式の異なる複数の3Dディスプレイに対応しています。

3D PluraView(2画面立体観測方式)

3D PluraView は、Schneider Digital 社製(ドイツ)の高解像度ステレオモニターです。

国内正規販売代理店であるTPホールディングス株式会社との協業により、本製品は弊社経由でご購入いただけます。お見積もりをご希望の際は、図化名人販売窓口までお問い合わせください。

インターレース方式対応ディスプレイ

インターレース方式対応ディスプレイは図化名人で動作確認済みの製品がいくつかありますが、いずれもメーカー出荷が終了しています。中古品などの流通在庫をお求めください。

以下は、図化名人の動作実績のあるインターレース方式対応ディスプレイです。

  • MITSUBISHI RDT233WX-3D(BK)
  • MITSUBISHI RDT234WX-3D(BK)
  • ASUS VG23AH
  • ASUS VG27AH
  • HYUNDAI P240W-T
  • ZALMAN ZM-M240W

NVIDIA 3D VISION(フレームシーケンシャル方式)

NVIDIA 社製 の3D VISIONシリーズは、過去に図化名人での動作検証の実績がありますが、メーカーサポートが2019年に終了していますため、、動作保証は行っておりません。

また、グラフィックカードと 対応モニターの組み合わせが多岐に渡りますので、3D VISION シリーズの対応製品であっても図化名人でご利用いただけない可能性があります。ご利用にあたりましては、あらかじめご了承ください。

3Dディスプレイ以外で立体視を行う方法

平行法による裸眼立体視に馴れている方は、3Dディスプレイがなくても立体観測が可能です。裸眼立体視をしやすいように、画面の横幅を狭める機能も搭載されています。

そのほかには、アナグリフ眼鏡(赤青メガネ)を用いた立体視が可能です。但し、眼に負担が掛かるため長時間の利用には向きません。


図化名人はUSB型のライセンス・キー(WIBUキー)でライセンス認証を行います。ライセンス・キーをUSBポートに接続すると、ライセンスが認証します。PC側にライセンス・キー接続用のUSBポートが必要です。

ライセンス・キーには有効期限が設定されています。ライセンス期限を更新する場合は、メールのやり取りにより、ライセンス・キーの設定を更新します。