デジタルカメラのCCD素子間隔は、カメラの機種ごとに異なっていますので、各メーカーに直接お問い合わせ頂くこととなります。
しかしながら、メーカー側で確認ができない場合は、CCDサイズと画面サイズとの関係を示した下表を参考として下さい。
また、おおよその目安となりますが、次式によりCCD素子間隔の概略値を計算することができます。
ΔCCD(mm)=画面横サイズ(mm)/画像横サイズ(ピクセル)
例えば、CCDサイズ=2/3(インチ)である800万画素のデジタルカメラ(画像サイズ=3264×2448)の場合は、
ΔCCD(mm)=8.8(mm)/3264(ピクセル)≒0.0027mm
となります。
■CCDサイズ■
CCD受光部のサイズは一般的にその対角線の長さをもってインチ単位で表わされます。
実際のサイズは下表のような規格となります。
CCDサイズは、撮像管の時代の慣習から 1インチが 約16mmとなっています。
CCDサイズ | 対角長 | 画面サイズ(横×縦) |
1 インチ CCD | 15.9 mm | 12.7 x 9.5 mm |
2/3 インチCCD | 11.0 mm | 8.8 x 6.6 mm |
1/1.8 インチCCD | 8.0 mm | 6.91 x 5.19 mm |
1/2 インチCCD | 8.0 mm | 6.4 x 4.8 mm |
1/3 インチCCD | 6.0 mm | 4.8 x 3.6 mm |